ダックビルプラティパスとは?
かものはし
ダックビルプラティパスとは、オーストラリアに生息するカモノハシの英語名で、鴨のような嘴を持つ哺乳類です。
ダックビルプラティパス(Platypus)は、オーストラリア東部とタスマニア島の川や湖に生息する単孔類の哺乳類で、学名をOrnithorhynchus anatinusといいます。「ダックビル(duck bill)」は「鴨の嘴」を意味し、その特徴的な平らで幅広い嘴に由来します。
カモノハシは哺乳類でありながら卵を産むという、きわめて珍しい特性を持ちます。単孔類と呼ばれるグループに属し、現存するのはカモノハシとハリモグラの仲間のみです。嘴には電気受容器が備わっており、水中で目を閉じたまま獲物の筋肉が発する微弱な電気信号を感知して捕食できます。
体長は約40〜60センチメートル、体重は約1〜2.4キログラムで、水かきのある手足と平たい尾を持ち、水中での遊泳に優れています。雄は後肢に毒棘を持ち、これは哺乳類の中で非常に珍しい特徴です。授乳は乳首ではなく腹部の皮膚から乳を滲み出させる形で行います。
その独自の進化的特徴から、生物学における進化研究や収斂進化の事例として重要視されています。オーストラリアの20セント硬貨にも描かれており、同国を象徴する動物の一つです。
使い方・例文
生物の授業や動物図鑑で「哺乳類なのに卵を産む動物」として紹介されるほか、オーストラリアの自然博物館や動物園での展示でよく登場します。
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