ダイダロスとは?
だいだろす
ダイダロスとは、ギリシャ神話に登場する伝説の工匠・発明家で、クレタ島のラビュリントスや蝋で固めた翼の製作者として知られます。
ダイダロス(Daedalus)は、ギリシャ神話に登場する卓越した職人・発明家です。アテナイ出身とされ、その名は「巧みな技を持つ者」を意味します。
彼の代表的な業績として最も有名なのは、クレタ島の王ミノスの命によって造られたラビュリントス(迷宮)です。この迷宮は、人身牛頭の怪物ミノタウロスを閉じ込めるために設計され、一度入ったら出られない複雑な構造を持ちました。また、木製の牝牛の像を製作しパシパエをその中に入れたことで、ミノタウロス誕生のきっかけを作ったとも伝えられます。
ダイダロスはその秘密を守るためミノスに幽閉されますが、蝋と羽根で作った翼を使って息子イカロスとともに脱出を図ります。ダイダロスは無事に飛行して脱出に成功しましたが、太陽に近づきすぎた息子イカロスは蝋が溶けて海に落ちてしまいました。このイカロスの逸話は「高慢と過信の戒め」として西洋文化に深く根付いています。
ダイダロスは古代から技術・創造・工芸の象徴とされ、「ダイダロス的(daedalian)」という英語の形容詞は「巧妙な」「複雑な」という意味を持ちます。現代でも航空・工学・芸術の分野でその名が引用されることが多い神話的人物です。
使い方・例文
「現代のエンジニアをダイダロスにたとえる」「ダイダロス的な迷宮のような設計」のように、卓越した技術や複雑な構造を表現する文脈で登場します。
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