ミノスとは?
みのす
ミノスとは、ギリシャ神話に登場するクレタ島の伝説的な王で、死後には冥界の裁判官のひとりを務めるとされた人物です。
ミノス(Minos)は、ギリシャ神話においてクレタ島を支配した伝説的な王です。ゼウスとエウロパの息子とされ、兄弟にラダマンティスとサルペドンがいます。彼の治世はクレタ文明の栄光を象徴するものとして語られてきました。
ミノスにまつわる神話のなかで特に有名なのが、牛頭人身の怪物ミノタウロスの伝説です。海神ポセイドンが贈った白い牛を生贄として捧げなかったため、妻パシパエが牛に恋をし、ミノタウロスが生まれたとされます。ミノスはこの怪物を迷宮(ラビリントス)に幽閉し、アテネから9年ごとに7人の少年と7人の乙女を生贄として要求しました。後にアテネの英雄テセウスがミノタウロスを倒し、王女アリアドネの糸によって脱出する物語はよく知られています。
また、ミノスは死後にラダマンティスやアイアコスとともに冥界の裁判官として死者の魂を裁く存在となったとされ、「地獄の裁判官」の概念の原型ともなっています。
「ミノス」はクレタ文明(ミノア文明)の名称にも用いられており、神話上の人物名がそのまま文明名に転じた例です。
使い方・例文
ギリシャ神話を扱う文学や映画の解説で「ミノス王の迷宮に閉じ込められたミノタウロスを倒す英雄テセウスの物語」として言及されます。
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