タラゴンとは?
たらごん
タラゴンとは、ヨモギ属のハーブで、甘くアニス様の香りを持ち、フランス料理をはじめとするヨーロッパ料理で広く使われるスパイスです。
タラゴン(学名:Artemisia dracunculus)は、キク科ヨモギ属に属する多年草のハーブです。フランス語では「エストラゴン(estragon)」と呼ばれ、フランス料理においてとくに重宝される「フィーヌ・ゼルブ(細かいハーブ)」の一種として有名です。
タラゴンには主に二つの系統があります。
- フレンチタラゴン:香りが強く料理向き。種子ができないため株分けや挿し木で増やす。
- ロシアンタラゴン:種子から育てられるが、香りがフレンチ種より弱い。
その香りはアニスやリコリスに似た甘くスパイシーな香気が特徴で、生のまま使うほか、乾燥させてドライハーブとしても利用されます。ビネガーに漬け込んだ「エストラゴンビネガー」はフランスのドレッシングやソースに欠かせない素材です。代表的な使い方としては、ベアルネーズソース・ラビゴットソース・マスタードの風味付け・鶏肉・卵・魚料理との相性が良く知られています。
栄養面ではビタミンA・C・Kやカリウム・マンガンなどのミネラルを含み、伝統的にはハーブ療法で消化促進や食欲増進にも用いられてきました。日本でも近年フレンチレストランや家庭でのハーブ栽培で人気が高まっています。
使い方・例文
ベアルネーズソースを作る際にバターとエシャロットとともに刻んだタラゴンを加える場面や、鶏肉のソテーに香りづけとして散らす場面でタラゴンが使われます。
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