アニスとは?
あにす
アニスとは、地中海原産のセリ科のハーブで、甘くスパイシーな香りを持つ種子を料理・菓子・酒の風味付けに広く使う植物のことです。
アニス(学名:Pimpinella anisum)は、セリ科に属する一年草のハーブで、地中海沿岸を原産地とします。古代エジプト・ギリシャ・ローマ時代から薬草・香辛料として利用されてきた歴史の古い植物です。
アニスの最大の特徴はその香り成分「アネトール」によるもので、甘くアニス特有の芳香はリコリス(甘草)に似た印象を与えます。この香りはスターアニス(八角)とも共通していますが、アニスとスターアニスは植物学上まったく異なる種です。
アニスの主な利用方法は以下の通りです。
- 料理:スープ・パン・クッキーなどの風味付け
- 菓子・製菓:キャンディ・ケーキ・リキュール菓子
- アルコール飲料:ウゾ(ギリシャ)・アブサン・パスティス(フランス)・サンブーカ(イタリア)など多くのリキュールの香り付け
- ハーブティー・民間薬:消化促進・鎮咳(せき止め)効果が伝統的に知られる
アニスシード(種子)は乾燥させた状態で販売されることが多く、そのままホールで、あるいは粉末にして使います。欧州や中東の料理・菓子文化に深く根付いており、現代でも幅広く使われるスパイスのひとつです。
使い方・例文
「アニスはギリシャのウゾやフランスのパスティスなどリキュールの香り付けに欠かせない素材で、水で割ると白濁する独特の見た目も楽しめる。」
この用語をシェア
最終更新: