タカアシガニとは?
たかあしがに
タカアシガニとは、世界最大の節足動物とされる日本近海に生息する大型のカニで、その長い脚が名前の由来です。
タカアシガニ(高脚蟹、学名:Macrocheira kaempferi)は、クモガニ科に属するカニの一種で、現存する節足動物の中で最大の種とされています。脚を広げた幅(両脚間距離)は最大で4メートル近くに達することがあり、その見た目は非常に迫力があります。
タカアシガニは主に日本の太平洋沿岸(東京湾から土佐湾付近)の水深150〜800メートルほどの深海に生息しています。体(甲羅)の幅は約40センチメートル程度ですが、極めて長い脚が最大の特徴で、「高脚(たかあし)」の名前はこの長い脚に由来しています。英名では「Japanese spider crab(日本のクモガニ)」と呼ばれます。
タカアシガニの生態的特徴は以下のとおりです。
- 寿命は数十年以上と長く、脱皮を繰り返して成長する
- 雑食性で、魚の死骸・貝類・海藻などを食べる
- 春には浅い海域に移動して産卵する
- 深海の分解者として生態系において重要な役割を担う
食用としても利用されており、静岡県の駿河湾などでは漁獲されています。その大きさと独特の姿から水族館でも人気が高く、生きた状態で展示されることもあります。
使い方・例文
「水族館でタカアシガニを目にすると、その巨大な脚に多くの来館者が驚きの声を上げる」というように、体験や観察の場面で登場することが多いです。
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