タイムコードとは?
たいむこーど
タイムコードとは、映像・音声データの各フレームに刻まれた時刻情報で、編集・同期・アーカイブの基準点として映像制作に欠かせない識別信号です。
タイムコード(Timecode)とは、映像や音声の記録メディアにおいて各フレーム(コマ)の位置を時・分・秒・フレーム数で表した電子的な時刻情報です。映像編集・マルチカメラ同期・放送送出・アーカイブ管理など、あらゆる映像制作工程の基準として使用されます。
最も広く普及しているのはSMPTE(米国映画テレビ技術者協会)が規格化したSMPTEタイムコードです。表記形式は「HH:MM:SS:FF(時:分:秒:フレーム)」で、例えば「01:23:45:12」は1時間23分45秒12フレーム目を示します。フレームレート(fps)はNTSC方式の29.97fps、PAL方式の25fps、映画の24fpsなど規格によって異なります。
タイムコードの種類と用途は以下の通りです。
- LTC(Longitudinal Timecode):アナログ音声トラックに記録する形式
- VITC(Vertical Interval Timecode):映像信号の垂直帰線消去期間に埋め込む形式
- ATC(Ancillary Timecode):デジタル映像信号の補助データ領域に埋め込む形式
ノンリニア編集(NLE)ソフトウェアではタイムコードをもとにクリップの正確な配置・トリミングが行われ、マルチカメラ撮影では複数カメラのタイムコードを同期させることで編集作業を大幅に効率化できます。映像制作の現場では「TC」と略されることも多い基礎的な技術用語です。
使い方・例文
「編集担当者がタイムコード「00:45:23:08」と指定してNG箇所を伝えることで、どのフレームを修正すべきか明確に共有できた。」映像編集・放送制作の現場で日常的に使われる用語です。
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