ソーダブレッドとは?
そーだぶれっど
ソーダブレッドはイーストを使わず重曹を膨らし粉として使うアイルランド発祥のパンで、素朴な風味と短時間で作れる手軽さが特徴です。
ソーダブレッド(Soda Bread)は、イーストの代わりに重曹(炭酸水素ナトリウム)を膨張剤として使って焼き上げるパンの一種です。アイルランドが発祥地とされており、アイリッシュ・ソーダブレッドとして世界的に知られています。
その誕生の背景には、19世紀アイルランドの食糧事情があります。ジャガイモ飢饉が起きた時代、アイルランドでは酵母菌の培養が難しい環境でもパンを作る必要があり、重曹と酸性の乳製品(バターミルク)を組み合わせることで発酵なしに生地を膨らませる方法が発達しました。重曹とバターミルクが反応して二酸化炭素が発生し、パンが膨らむ仕組みです。
伝統的なソーダブレッドの材料はシンプルで、小麦粉・重曹・塩・バターミルクの4種類が基本です。生地をこねすぎず、手早くまとめてオーブンで焼き上げるのがポイントであり、発酵時間が不要なため短時間で作れます。表面に十字の切り込みを入れる伝統があり、これは焼きムラを防ぐと同時に、邪気を払うという意味合いも持つとされています。
現代では全粒粉・レーズン・ナッツ・ハーブなどを加えたバリエーションも多く、朝食やスープの副菜として親しまれています。素朴でほんのり酸味のある風味が特徴的です。
使い方・例文
アイルランド料理の代表として朝食やスープの付け合わせに登場します。「イーストなしで短時間に焼けるパン」として家庭料理や料理教室でも実践される定番メニューです。
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