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セル・シュール・シェールとは?

せる しゅーる しぇーる

セル・シュール・シェールとは、フランス・ロワール地方産の山羊乳チーズで、木炭の灰をまとった青みがかった外皮が特徴です。

セル・シュール・シェール(Selles-sur-Cher)とは、フランス中部のロワール・エ・シェール県(シェール川流域)で生産される山羊乳(シェーヴルチーズです。フランスのAOCおよびEUのAOP認証を取得しており、厳格な産地規定と製法保護のもとで作られています。名前は産地である「シェール川沿いのセル村」に由来します。

このチーズの最大の特徴は、熟成中に木炭の灰(サラン)を全体にまぶした外皮です。灰は外皮の乾燥を助け、pH を調整してチーズの熟成を促進する役割を担います。熟成が進むにつれ、灰の黒色の下に白いカビ(ペニシリウム)が繁殖し、独特の青みがかった外皮へと変化します。

風味と食感の特徴は次の通りです。

  • 熟成初期:さっぱりとした乳味と山羊乳特有のほのかな酸味
  • 熟成が進むと:より濃厚でナッツのようなコクが生まれる
  • 外皮:薄くやや苦みがあるが、一緒に食べることができる
  • 形状:小型の円盤形(直径約10〜11cm)

ロワール渓谷の白ワイン、特にサンセールやプイィ・フュメなどソーヴィニヨン・ブラン系のワインとの相性が良く、フランスの代表的な山羊チーズのひとつとして世界的に知られています。日本では輸入チーズ専門店や高級デパートの食料品売り場で取り扱われています。

使い方・例文

チーズ専門店で「灰をまとった黒っぽい山羊乳チーズ」として紹介される場合、セル・シュール・シェールのようなシェーヴルチーズが代表的な例として挙げられます。

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