セルシェーディングとは?
せるしぇーでぃんぐ
セルシェーディングとは、3DCGキャラクターや物体をアニメのセル画のような平坦な塗りと輪郭線で描画する、非フォトリアルなレンダリング手法です。
セルシェーディング(Cel Shading、またはトゥーンシェーディング)とは、3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)において、リアルな陰影ではなく手描きアニメーションのセル画風の外観を再現するレンダリング技法です。
通常の3DCGレンダリングでは光の強度が連続的に変化するグラデーションで表現されますが、セルシェーディングでは明暗を2〜3段階程度のくっきりとしたカラーに「段階化(ポスタリゼーション)」します。これにより、日本のアニメやコミックのような平坦で色の境界がはっきりした外観が生まれます。また、輪郭線(アウトライン)の描画も重要な要素で、物体のエッジに黒い輪郭を加えることでアニメ的なイラスト感が強調されます。
主な技術的アプローチには次のものがあります。
- ランプシェーディング:光の強度をステップ関数で段階化する手法
- アウトライン描画:エッジ検出シェーダーまたはフロントフェースカリングによる輪郭生成
- テクスチャルックアップ:ランプテクスチャを使って色の遷移を制御する方法
ゲームでは「ボーダーランズ」「ドラゴンボールZ」シリーズなどが代表例として知られています。CG映像でありながらアニメや漫画の雰囲気を保ちたい場合に選ばれる手法で、非フォトリアルレンダリング(NPR)の代表格です。
使い方・例文
「ゼルダの伝説 風のタクト」や「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム版など、アニメ調・コミック調の3DCGゲームや映像作品でよく見られる表現技法です。
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