ズルナとは?
ずるな
ズルナとは、中東・中央アジア・バルカン半島などで広く演奏される木製のダブルリード管楽器で、力強い音色が特徴です。
ズルナ(Zurna、またはZurla・Surnay)は、ダブルリード(二枚のリードを重ねた吹き口)を持つ木製の管楽器で、オーボエやバグパイプの先祖にあたる楽器の系統に属します。トルコ・アゼルバイジャン・アルメニア・ジョージア・バルカン半島諸国・イラン・中央アジアなど、広大な地域に分布しています。
ズルナは円錐形に拡がる管体を持ち、上端に葦(アシ)などで作られたダブルリードが取り付けられています。音域はおよそ1〜2オクターブで、非常に大きく鋭い音が出るため、もともと野外での演奏に適した楽器です。伝統的に太鼓(ダウル)と組み合わせて演奏されることが多く、祭りや婚礼・行進など祝祭的な場面で活躍してきました。
ズルナの主な特徴は以下のとおりです。
- 貫通力の強い甲高い音色
- 循環呼吸(息継ぎなしに音を持続させる奏法)が使われる
- 地域や民族によって形や名称が異なる(スルナイ・スルネ・ホーンパイプなど)
- 即興演奏と装飾音が多用される
ユネスコの無形文化遺産に関連する各国の伝統音楽の中でも重要な位置を占めており、中東・中央アジア音楽のシンボル的な楽器として知られています。
使い方・例文
「トルコの婚礼の宴ではズルナとダウルが生演奏され、その力強い音色が村全体に響き渡った」というように、野外の祝祭や民族音楽の場面で登場します。
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