スーリャ・ベーダナとは?
すーりやべーだな
スーリャ・ベーダナとは、ヨガの呼吸法のひとつで、右鼻孔のみから吸気を行い、活性化・温熱のエネルギーを高めるとされる片鼻呼吸法です。
スーリャ・ベーダナ(Surya Bhedana)は、サンスクリット語で「スーリャ(surya:太陽)」と「ベーダナ(bhedana:貫通・刺し通す)」を組み合わせた名前を持つ呼吸法です。「太陽を貫く呼吸」とも訳され、太陽のエネルギーを意味する「ピンガラ・ナーディ」(右側の気道)を活性化させることを目的としています。
実践方法は比較的シンプルです。
- 右手でムドラー(手印)を作り、左鼻孔を薬指で閉じる
- 右鼻孔のみからゆっくりと息を吸い込む
- 必要に応じてクンバカ(息止め)を行う
- 左鼻孔から息を吐き出す
ヨガの伝統的な解釈では、右鼻孔は太陽・熱・男性性・活動性のエネルギー(ピンガラ)に対応するとされています。スーリャ・ベーダナを行うことで体を温め、消化力を高め、活力を引き出す効果があるとされています。
一方、左鼻孔から吸気を行う「チャンドラ・ベーダナ(月の呼吸)」は、冷却・鎮静の効果があるとされ、スーリャ・ベーダナとは対をなす技法です。寒い朝のヨガ実践の冒頭や、倦怠感を感じるときに取り入れることが多いです。
使い方・例文
朝起きても眠気が抜けないときや、冬の寒い日にヨガの練習を始める前にスーリャ・ベーダナを数回行うと、体が内側から温まり目が覚める感覚を得られるとされています。
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