本文へスキップ

スラストとは?

すらすと

ラストとは、航空機やロケット・船舶などの推進システムが生み出す推進力のことで、機体や船体を前方へ押し進めるための力の大きさを表す用語です。

ラスト(Thrust)は、航空機・ロケットジェットエンジン・船舶の推進装置が発生させる推進力を指す工学・物理用語です。ニュートン第三法則(作用・反作用の法則)に基づき、燃焼ガスや水などを後方へ高速で噴射することで、その反力として前方への推力が得られます。

スラストは通常「ニュートン(N)」や「キロニュートン(kN)」という単位で表されます。航空機の場合、エンジンが発生するスラストが機体の重力・抵抗力(ドラッグ)と釣り合うことで一定速度での飛行が可能になります。

スラストを生み出す主な推進システムには以下があります。

  • ジェットエンジン:空気を吸入・圧縮し燃焼させた排気で推力を生成
  • ロケットエンジン:酸化剤と燃料を自ら搭載して燃焼させる(大気不要)
  • プロペラ:回転翼で空気を後方に押し出して推力を生成
  • 船舶スクリュー:水を後方に送り出して推進

スラスト・ウェイト・レシオ(推力重量比)は航空機やロケットの性能指標として重要で、この値が1を超えると垂直上昇が可能になります。戦闘機や宇宙ロケットの設計において、スラストの最大化と燃料効率のバランスが重要な技術課題となっています。

使い方・例文

「このジェットエンジンのスラストは200kNに達する」「ロケットの打ち上げには十分なスラストが必要だ」のように、航空・宇宙・船舶の技術解説で使われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語