スマックスパイスとは?
すまっくすぱいす
スマックスパイスとは、地中海地方や中東で広く使われる深い赤紫色のスパイスで、ウルシ科の植物の実を乾燥・粉砕したもので酸みのある風味が特徴です。
スマック(学名: Rhus coriaria)は、ウルシ科に属する低木の実を乾燥させて粉末にしたスパイスです。深い赤紫色が特徴的で、レモンやタマリンドに似た爽やかな酸みをもたらします。中東・地中海沿岸・コーカサス地方の料理では欠かせない調味料の一つです。
スマックの主な用途は以下のとおりです。
- 肉料理のマリネ・仕上げ:ラム肉や鶏肉の下味に使い、酸みと色みを加える
- サラダのトッピング:レバノン料理の「ファトゥーシュ」などのサラダに振りかける
- ザアタルのブレンド:タイム・ゴマ・スマックを混ぜた「ザアタル」はパンに付けて食べる中東の定番
- ケバブの付け合わせ:トルコやレバノンではケバブと生タマネギにスマックを振りかけて食べる
スマックは古代ギリシャ・ローマでもレモンが普及する以前の酸味料として使われていた歴史があり、長い食文化の歴史を持ちます。現代では中東料理・地中海料理の普及に伴い、日本でも輸入食材店やオンラインショップで入手できるようになっています。
なお、スマックと同じウルシ科の植物にはかぶれを引き起こす種もありますが、食用のスマックは料理に安全に使える品種です。
使い方・例文
フムスやケバブプレートにスマックスパイスを振りかけると、鮮やかな赤紫色と酸みが加わり、中東料理らしい風味に仕上がる。
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