ウルシ科とは?
うるしか
ウルシ科とは、ウルシ・ハゼノキ・マンゴー・カシューナッツなどを含む熱帯・温帯に広く分布する樹木の科で、かぶれを引き起こす成分をもつ種も含みます。
ウルシ科(Anacardiaceae)は双子葉植物の科で、熱帯を中心に温帯まで世界各地に分布しています。日本では漆工芸に欠かせないウルシや、ロウソクの原料として使われたハゼノキが代表的な種として知られています。
ウルシ科の植物は木本(高木・低木)が多く、葉は通常奇数羽状複葉です。多くの種がウルシオールやラッコール等のアレルゲン性物質を樹液・果皮に含んでおり、接触すると皮膚炎(いわゆる「かぶれ」)を引き起こすことがあります。一方で、この樹液が塗料・接着剤として古代から利用されてきた歴史もあります。
ウルシ科に含まれる主な植物は以下の通りです。
- ウルシ(漆):日本・東アジアの伝統工芸「漆器」の原料となる樹液を産出
- ハゼノキ(黄櫨):果実から木蝋(もくろう)を採取し、和ろうそくの原料に
- マンゴー:熱帯性果樹として世界的に食用栽培される
- カシューナッツ:殻に有毒成分を含む一方、種子は食用として広く利用
- スマック(Sumac):地中海料理に使われる香辛料
ウルシ科は食用・工業用・伝統工芸用として多くの有用種を含む重要な科です。日本の漆文化はユネスコ無形文化遺産とも深く関わっており、ウルシ科の植物は文化的にも高い価値を持っています。
使い方・例文
「ウルシ科の植物の近くを通ったらかぶれてしまった、という話は、山歩きや里山散策で耳にすることがある。」
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