タマリンドとは?
たまりんど
タマリンドとは、熱帯アジア・アフリカ原産のマメ科の樹木から採れる果実で、独特の酸味と甘みをもつ調味料・食材として世界各地で利用されます。
タマリンド(Tamarind、学名:Tamarindus indica)は、マメ科タマリンド属の常緑高木で、熱帯アフリカ(エチオピア)を原産地とし、現在はインド・東南アジア・中南米・カリブ海地域など熱帯・亜熱帯の広い地域で栽培されています。
果実は長さ5〜15センチほどのさやに包まれており、熟すると茶褐色の果肉に変わります。この果肉が食材・調味料として利用されます。主成分は酒石酸・クエン酸などの有機酸で強い酸味があり、同時に糖分による甘みも持ちます。
世界各地での利用例は多岐にわたります。
- 南アジア:チャツネ・サンバル・タマリンドライスの調味料として
- 東南アジア:タイのパッタイ、フィリピンのシニガン(酸味スープ)の酸味付け
- 中南米:メキシコではタマリンドジュースや飴・スナックの原料として人気
- アフリカ:ソースや飲み物として日常的に利用
栄養面ではビタミンB群・カリウム・マグネシウム・鉄分を含み、伝統医学では消化促進・解熱・抗炎症作用があるとされています。日本でもエスニック料理の普及に伴い、ペースト・パウダー状の製品がアジア食材店などで手に入るようになっています。
使い方・例文
タイ料理のパッタイを作る際、タマリンドペーストをソースに加えることで、甘酸っぱい独特の風味が生まれます。市販のウスターソースにも隠し味としてタマリンドが含まれています。
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