スペースプレーンとは?
すぺーすぷれーん
スペースプレーンとは、滑走路から離着陸でき、大気圏外の宇宙空間まで飛行できる翼を持った航空宇宙機のことです。
スペースプレーン(Spaceplane)とは、通常の航空機のように翼と脚を持ち、滑走路から自力で離陸または通常の空港に着陸できる機体でありながら、宇宙空間(高度100km以上)まで飛行できる輸送機のことを指します。打ち上げ専用ロケットと通常の航空機の双方の特性を兼ね備えています。
従来のロケットとの違い
従来の使い捨てロケットは大気圏内では空気抵抗を受けるだけの弱点がありますが、スペースプレーンは翼を利用して大気中での揚力飛行・滑空着陸が可能です。再使用を前提として設計されるため、打ち上げコストの大幅な低減が期待されます。
主な事例
- スペースシャトル(NASA):1981〜2011年に運用された有人往還機。固体ロケットブースターで打ち上げ、滑空して滑走路に着陸
- X-37B(米空軍):無人の軌道上試験機。長期間の宇宙滞在後、自律的に滑走路へ帰還
- ドリームチェイサー(Sierra Space社):ISS補給用として開発中の小型有人宇宙船
技術的課題と展望
大気圏再突入時の高温(1,600℃以上)への耐熱設計、広範囲で異なる飛行環境への推進システム設計など技術的難易度は高いものの、宇宙旅行・宇宙輸送の低コスト化を実現する手段として各国で開発が続けられています。
使い方・例文
スペースシャトルは発射台からロケット推進で打ち上げられ、任務後は宇宙から大気圏に再突入して飛行機のように滑走路に着陸する、スペースプレーンの代表例です。
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