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スペースタグとは?

すぺーすたぐ

スペースタグとは、宇宙空間を漂うデブリや小型衛星などに取り付けて追跡・除去・軌道変更を行うために設計された小型装置や宇宙機の総称です。

スペースタグ(Space Tug)とは、宇宙空間において他の衛星やデブリ(宇宙ゴミ)を捕捉・牽引・押し出すなど、軌道上での能動的なサービスを担う小型宇宙機または装置の総称です。「宇宙タグボート」とも呼ばれます。

ペースタグが注目される背景には、低軌道(LEO)や静止軌道(GEO)における宇宙デブリの増加問題があります。役目を終えた衛星や打ち上げロケットの上段部分が軌道上に残り、現用衛星との衝突リスクを高めています。スペースタグはこうした問題に対処するため、次のような機能を担います。

  • 軌道変更サービス:燃料切れや姿勢制御不能になった衛星を捕まえて墓場軌道や大気圏再突入軌道へ移動させる
  • 燃料補給・延命:衛星にドッキングして推進剤を補給し、寿命を延ばす
  • デブリ除去:廃棄物を捕捉して大気圏に再突入させる
  • 衛星展開:打ち上げ時に相乗りした複数の小型衛星を所定の軌道へ輸送する

実用化に向けては、各国の宇宙機関や民間企業がランデブー・近傍運用・捕捉技術の研究開発を進めています。日本のJAXAやスタートアップ企業もデブリ除去実証に取り組んでおり、持続可能な宇宙利用の観点から今後の重要技術として期待されています。

使い方・例文

静止軌道で燃料が尽きて使用不能になった通信衛星に対し、スペースタグが接近してドッキングし、墓場軌道へ押し上げることで貴重な軌道スロットを解放する運用が実用化されつつあります。

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