スパン橋(ブルックリン橋)とは?
ぶるっくりんきょう
スパン橋とは、橋脚と橋脚の間(スパン)を一定の構造様式で架け渡した橋の総称で、ブルックリン橋はその代表的な吊り橋です。
スパン橋(スパンきょう)とは、橋を支える橋脚と橋台の間の距離(スパン=径間)に着目して分類される橋の総称です。橋の構造形式には吊り橋・斜張橋・アーチ橋・桁橋などがあり、いずれもスパンを基準に設計されます。
ブルックリン橋(Brooklyn Bridge)はアメリカ・ニューヨーク市のマンハッタンとブルックリンを結ぶ吊り橋で、1883年に完成しました。設計者ジョン・ローブリングが建設中に死去し、息子のワシントン・ローブリングが工事を引き継ぐという困難な経緯を経て竣工しました。主塔間の中央スパンは約486メートルで、完成当時は世界最長の吊り橋でした。
構造上の特徴として、次の点が挙げられます。
- 鋼鉄ワイヤーケーブルを束ねた主ケーブルで桁を吊る吊り橋形式
- ゴシック様式の石造主塔が視覚的なランドマークとなっている
- 完成当初から鉄道・馬車・歩行者の混在交通に対応
- 現在は歩行者・自転車専用の上段デッキが観光名所として親しまれている
ブルックリン橋は19世紀の土木技術の粋を集めた構造物として、アメリカの国定歴史建造物にも登録されています。スパン橋の概念は現代の橋梁設計においても基本的な指標であり続けています。
使い方・例文
「ブルックリン橋のスパン(径間)は当時の技術では驚異的な長さで、多くの橋梁技術者が視察に訪れました」というように、橋の設計や工学的評価の文脈で登場します。
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