フォース鉄道橋とは?
ふぉーすてつどうきょう
フォース鉄道橋とは、スコットランドのエジンバラ近郊のフォース湾に架かる19世紀建造の鉄製カンチレバートラス橋で、世界遺産にも登録されている土木史上の傑作です。
フォース鉄道橋(Forth Bridge)は、スコットランドのエジンバラ近郊、フォース湾を渡る鉄道橋です。1890年に完成し、当時世界最長のカンチレバートラス橋として世界を驚かせました。2015年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
橋の全長は約2,528メートルで、主スパン(中央部の支間)は各521メートルです。建設にはスチール製の管状部材が多用されており、総重量は約5万3,000トンに及びます。建設当時の鋼材使用量は画期的な規模で、以後の大型橋梁設計に大きな影響を与えました。
カンチレバー構造とは、両側から張り出した梁(カンチレバー)を中央部で繋ぐ方式で、当時の技術で長い支間を実現するために採用されました。3つの巨大なひし形フレームが連なる独特の外観は、橋の構造そのものが視覚的な美しさを持つとして高く評価されています。
現在もエジンバラとファイフ地方を結ぶ幹線鉄道として現役で使用されており、維持管理のために定期的な塗装工事が行われています。「フォース橋の塗装は終わらない」という英語の慣用句が生まれるほど、大規模な継続的整備が必要な橋として知られています。
使い方・例文
フォース鉄道橋はスコットランドを代表するランドマークとして切手や紙幣にも描かれており、鉄道ファンや建築愛好者が橋の近くのサウスクイーンズフェリーから眺めに訪れます。
この用語をシェア
最終更新: