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トラス橋とは?

とらすきょう

トラス橋とは、三角形基本単位とした骨組み(トラス)で荷重を支える橋で、鉄道橋や道路橋として広く用いられてきた合理的な橋梁形式です。

トラス橋とは、直線的な部材(弦材・斜材・垂直材)を三角形状に組み合わせたトラス構造によって橋桁を構成し、荷重を各部材の引張力・圧縮力に分散させて支える橋梁です。英語では「Truss bridge」と呼ばれます。

トラスの基本原理は、三角形が外力に対して形状を変えない剛性の高い形であることにあります。多数の三角形を連続させることで、少ない材料で大きな剛性を持つ橋桁を構築できます。19世紀の鉄鋼技術の発展とともに、鉄道橋を中心に世界中で普及しました。

代表的なトラスの形式には以下のものがあります。

  • プラット・トラス:斜材が中央に向かうハの字形配置
  • ハウ・トラス:斜材がプラットと逆向きの配置
  • ワーレン・トラス:斜材のみを用いたシンプルな形式
  • Kトラス:部材のK字組み合わせによる大スパン対応形式

橋桁の位置によって「上路式」(桁の上面を通行)と「下路式」(桁の下面を通行)に分類され、鉄道橋では通行高さを確保するために下路式が多用されます。軽量で合理的な構造ゆえ、明治以降の日本でも鉄道網の整備に不可欠な橋梁形式として数多く建設されました。近年は維持管理の課題から老朽トラス橋の架け替えが進んでいます。

使い方・例文

JR山陰本線の余部橋梁はかつて鋼製トラス橋として知られ、その圧倒的な高さと構造美が観光の目玉となっていました。

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