アーチ橋とは?
あーちきょう
アーチ橋とは、弧を描くアーチ構造で荷重を支える橋で、圧縮力を利用するため石やコンクリートでも長いスパンを実現できる古くから用いられてきた橋梁形式です。
アーチ橋とは、橋の主要な支持要素が弓形(アーチ)の曲線構造であり、荷重をアーチの両端(橋台)へ向かう圧縮力として伝達することで橋桁を支える橋梁です。英語では「Arch bridge」と呼びます。
アーチ構造の最大の特長は、荷重をほぼ純粋な圧縮力として受け持つ点です。石材やレンガ、コンクリートは引張力に弱いものの圧縮力に非常に強いため、これらの材料で大きなスパンを架けるのに適しています。古代ローマ時代から石造りの水道橋や橋梁に用いられ、現在も世界各地に現存しています。
アーチ橋の種類としては以下のものが挙げられます。
- ソリッドリブアーチ:断面が充実した単一のアーチ
- オープンスパンドレルアーチ:アーチ上部に空間を設けた軽量化形式
- タイドアーチ:アーチ両端を桁でつなぎ水平力を内部で処理する形式
- ランガー桁:桁とアーチを組み合わせた複合形式
国内では錦帯橋(山口県)や余部橋梁(兵庫県)が有名であり、海外ではシドニー・ハーバーブリッジが代表的な例として広く知られています。現代では鋼材や鉄筋コンクリートを用いた大規模アーチ橋も建設されており、景観性の高さから観光名所となることも多い橋梁形式です。
使い方・例文
錦帯橋やシドニー・ハーバーブリッジのように、アーチ橋はその曲線美がランドマーク的な価値をもち、地域のシンボルとして親しまれています。
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