スパンデックスとは?
すぱんでっくす
スパンデックスとは、ポリウレタン系のセグメントをもつ伸縮性に特化した合成繊維で、ライクラ・エラスタンとも呼ばれる高弾性素材です。
スパンデックスは、85%以上のポリウレタンセグメントを含む合成繊維で、その最大の特徴はゴムに匹敵する伸縮性(元の長さの4〜8倍まで伸びる)と、力を取り除いたときの即時回復性です。1958年にデュポン社が「ライクラ(Lycra)」の商品名で開発しました。欧州では「エラスタン」という名称が一般的です。
繊維の構造はハードセグメント(剛性を与えるジイソシアネート部分)とソフトセグメント(弾性を与えるポリオール部分)が交互に連なったブロック共重合体で、この構造がゴム様の伸縮性を実現します。
スパンデックス単体で製品を作ることは少なく、通常は他の繊維(綿・ナイロン・ポリエステルなど)に数%から30%程度混紡して使われます。混紡することで布全体に伸縮性が付加されます。主な用途は以下のとおりです。
- 水着・レオタードなどスポーツウエア
- ガードル・ブラジャーなどの補整下着
- ストッキング・タイツ
- ジーンズのストレッチ生地
耐塩素性には弱い面があり、プールでの使用後は十分なすすぎが必要です。
使い方・例文
水着や体にフィットするスポーツタイツ、ストレッチジーンズの動きやすさはスパンデックスの混紡によるもので、衣類タグに「ポリウレタン」と記載されている繊維がこれにあたります。
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