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エラスタンとは?

えらすたん

エラスタンとは、非常に高い伸縮性を持つ合成繊維で、スパンデックスとも呼ばれ、スポーツウェアや下着などに広く使われています。

エラスタン(elastane)は、ポリウレタン系の弾性合成繊維で、米国では「スパンデックス(spandex)」、デュポン社の商品名「ライクラ(Lycra)」としても知られています。1950年代後半にデュポン社によって開発され、天然ゴムの代替として繊維産業に革命をもたらしました。

エラスタンの最大の特徴は、元の長さの4〜8倍にまで伸び、力を解放すると元の形状にほぼ完全に戻る高い弾性です。この特性はポリウレタン分子構造の中に「ハードセグメント」と「ソフトセグメント」が交互に配列することで生まれます。ソフトセグメントが伸縮を、ハードセグメントが形状回復を担います。

エラスタンの主な特性と用途は次のとおりです。

  • 高伸縮性:体にフィットし動きを妨げない
  • 軽量・薄手:他の繊維と混紡しても風合いを損なわない
  • 耐汗・耐塩素性:プール使用の水着にも適する
  • 形状保持:繰り返し洗濯してもへたりにくい

用途としては、スポーツウェア・水着・下着・ストッキング・ジーンズ・医療用サポーター・スキーウェアなど幅広い分野にわたります。通常は単体で使わず、綿・ポリエステル・ナイロンなどに数パーセントから20パーセント程度混紡して使います。わずかな配合でも布地の伸縮性と着心地が大きく向上するため、現代のファッションに欠かせない素材となっています。

使い方・例文

ヨガパンツやランニングタイツの素材表示を見ると「ポリエステル90%、エラスタン10%」のように記載されており、少量の配合でも動きやすさと体へのフィット感を実現しています。

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