本文へスキップ

ステップ気候とは?

すてっぷきこう

ステップ気候とは、年降水量が少なく丈の短い草原が広がる、砂漠気候と湿潤な気候の中間に位置する乾燥帯の気候です。

ステップ気候は、ケッペンの気候区分で乾燥帯(B気候)のうち、砂漠気候よりもやや降水量が多い「BS」に分類される気候です。年間降水量はおおむね250〜500ミリメートル程度で、樹木が育つには水が不足するものの、丈の短い草(イネ科の草原)が広がる草原地帯を形成します。

成り立ちとしては、亜熱帯高圧帯の影響を受ける地域や、海から離れた大陸内部、山脈の風下側などで見られ、砂漠気候の周辺を取り囲むように分布することが多いのが特徴です。夏と冬の気温差が大きい大陸性の気候を示すことも多く、乾季と雨季がはっきり分かれる場合もあります。

代表的な地域として、モンゴルや中央アジアのステップ、北アメリカのグレートプレーンズ、南米のパンパなどが挙げられます。これらの地域は牧草地や小麦などの穀倉地帯として利用されることが多く、遊牧や大規模農業と深く結びついてきました。土壌は肥沃な黒色土であることが多く、農業生産力の高さから世界有数の穀物生産地帯となっている地域も少なくありません。

使い方・例文

モンゴル高原や北米のグレートプレーンズは、代表的なステップ気候の地域として知られています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語