スコビーとは?
すこびー
紅茶キノコ(コンブチャ)を発酵させる際に用いる、酵母と細菌が共生した半透明ゼリー状の発酵体のことです。
スコビー(SCOBY)とは「Symbiotic Culture Of Bacteria and Yeast」の頭文字をとった略称で、日本語では「細菌と酵母の共生培養体」と訳されます。コンブチャ(紅茶キノコ)を製造する際に欠かせない発酵のスターターカルチャーです。
スコビーは半透明でゼラチン状・ゴム状の外観を持ち、酢酸菌や乳酸菌などの細菌と、さまざまな酵母が複雑に共生した生きた培養体です。甘くした紅茶や緑茶の液面に浮かべて発酵を行うと、酵母が糖分をアルコールに分解し、細菌がそのアルコールを有機酸(主に酢酸)に変えることで、酸味のある爽やかなコンブチャが完成します。
スコビーを使ったコンブチャ醸造の主な工程は次のとおりです。
- 紅茶などを淹れて砂糖を溶かし、冷ます
- 清潔な容器にスコビーと前回の発酵液(スターター液)を入れる
- 室温で1〜2週間発酵させる
- スコビーを取り出し、完成したコンブチャをビン詰めする
発酵を繰り返すたびにスコビーは層状に成長し、次回の仕込みに使い回すことができます。健康志向の高まりを背景にコンブチャが世界的に注目される中、スコビーも自家醸造コミュニティで活発に共有・流通するようになっています。
使い方・例文
コンブチャを自宅で手作りする際に「スコビーを分けてもらった」「スコビーをネットで購入した」という表現で登場し、発酵食品作りのコミュニティでは「スコビーホテル」と呼ばれる保存方法も話題になります。
この用語をシェア
最終更新: