スクリーン線数とは?
すくりーんせんすう
スクリーン線数とは、印刷における網点の細かさを1インチあたりの線数(lpi)で表した数値のことです。
スクリーン線数(スクリーンせんすう)とは、印刷において網点がどれだけ細かく配置されているかを示す指標で、1インチ(約2.54cm)の中に何列の網点が並ぶかをlpi(lines per inch)という単位で表します。
スクリーン線数が高いほど網点が細かくなり、より精細で滑らかな印刷物が得られます。一方で、用紙の種類や印刷機の精度によって適切な線数は異なります。
- 85〜100lpi:新聞など吸収性の高いザラ紙向け
- 133〜150lpi:一般的なチラシ・書籍・カタログ
- 175〜200lpi:コート紙を使った高品質な写真集や美術印刷
- 250lpi以上:超高精細印刷(特殊用途)
スクリーン線数と画像解像度には密接な関係があり、一般的に入力画像の解像度はスクリーン線数の1.5〜2倍のdpiが推奨されます。たとえば150lpiで印刷するなら225〜300dpiの画像データが適切です。これを下回ると網点が粗く見え、画像がぼけた印象になります。
デジタル印刷(オンデマンド印刷)では従来の意味のスクリーン線数は用いられないことも多いですが、概念は品質管理の基準として引き続き重要です。印刷の発注やデータ制作の際に適切なスクリーン線数を指定することが、仕上がり品質を確保する鍵となります。
使い方・例文
写真集の印刷を依頼する際、「175lpi対応」と指定することで、コート紙に細かな網点で高精細な印刷が施され、写真の質感が忠実に再現されます。
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