コート紙とは?
こーとし
コート紙とは、表面に白色の塗料をコーティングして平滑に仕上げた印刷用紙で、写真や高精細なカラー印刷に適しています。
コート紙とは、上質紙などの基紙の表面にカオリンや炭酸カルシウムなどを主成分とする白色塗料(コーティング剤)を塗布し、カレンダー(ロールで圧延する機械)で平滑に仕上げた紙のことです。「アート紙」もコート紙の一種で、より高品質の塗料を厚く塗ったものを指します。
コート紙の特徴として以下が挙げられます。
- 高い平滑性と光沢:インクが表面に均一に乗りやすく、精細な網点再現が可能
- 白色度・不透明度の高さ:発色が鮮やかで写真や広告印刷に最適
- 光沢の種類:グロスコート(光沢あり)とマットコート(光沢を抑えた艶消し)に大別される
用途はカタログ・パンフレット・写真集・雑誌のカラーページ・チラシなど、高品質なカラー印刷を必要とする媒体が中心です。一方、筆記や万年筆では書きにくい場合があり、書き物を伴うノートや文書用紙には向きません。
重量(坪量)は印刷用に73g/㎡・90g/㎡・110g/㎡・135g/㎡などが一般的で、用途に合わせて選択されます。印刷業界では「コート73kg」などと呼ぶ慣行もあります。環境面では古紙パルプ配合や森林認証紙のコート紙も普及しています。
使い方・例文
「新商品のカタログはコート紙を使って印刷したため、写真の発色がとても鮮やかに仕上がりました」のように、印刷・デザイン・広告制作の現場で日常的に使われる用語です。
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