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圧延とは?

あつえん

圧延とは、金属素材回転するローラー(ロール)の間に通して圧力をかけ、薄板・棒材・型材などに成形する金属加工法です。

圧延(あつえん、rolling)とは、金属のインゴット(塊)や半製品を、対向して回転する一対以上のロール(ローラー)の間に通し、圧縮力によって所定の形状・寸法に塑性変形させる金属加工技術です。鉄鋼・アルミ・銅などの金属素材大量かつ効率的に板・棒・管・形鋼などに加工する手段として、現代の製造業に欠かせません。

圧延は加工温度によって大きく2種類に分けられます。

  • 熱間圧延:金属の再結晶温度以上に加熱してから圧延する方法。変形抵抗が低く大きな成形が可能で、鉄鋼の一次加工に多用される
  • 冷間圧延:室温付近で行う圧延。表面精度・寸法精度が高く、薄板・精密板材の製造に用いられる
また、成形する形状によって板圧延・形鋼圧延・管圧延・線材圧延など多くの種類があります。圧延機(ローリングミル)はロールの配置によって2段式・4段式・6段式・クラスター式などに分類され、薄板では4段圧延機が標準的です。

圧延材の代表例として、建設用鉄骨に使われるH形鋼・I形鋼、自動車ボディ用冷延鋼板、アルミサッシ用アルミ板材などがあります。圧延は鍛造・鋳造と並ぶ金属成形の基盤技術であり、製品の機械的特性向上にも貢献します。

使い方・例文

製鉄所では高炉で溶かした鉄を冷却して作ったスラブを、複数の圧延機に順次通すことで薄い鋼板に仕上げ、自動車メーカーへ出荷しています。

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