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冷間圧延とは?

れいかんあつえん

冷間圧延とは、金属を常温(再結晶温度以下)でローラーに通して薄く延ばす加工方法で、表面精度の高い鋼板を作るために使われます。

冷間圧延(Cold Rolling)とは、金属材料を再結晶温度以下の温度、多くの場合は常温のまま、複数の圧延ローラーに通して厚さを薄く伸ばす塑性加工方法です。対義語は加熱して行う「熱間圧延」です。

熱間圧延で粗加工されたコイル(ホットコイル)を酸洗して酸化皮膜を除去した後、冷間圧延機に通すことで寸法精度・表面粗さ・機械的特性を大幅に向上させます。加工により金属組織が変形・加工硬化するため、最終的に焼鈍(アニール)処理を施して柔軟性を回復させることが多いです。

冷間圧延品の特徴は次の通りです。

  • 寸法精度が高く、厚みのばらつきが少ない
  • 表面が滑らかで光沢がある
  • 加工硬化により強度・硬さが増す
  • 薄い板(0.1mm程度)まで加工できる

主な用途は自動車の外板・家電製品のケース・建材・缶など、高品質な表面が求められる製品全般に及びます。日本の鉄鋼メーカーは冷延鋼板の品質で世界的な評価を受けており、自動車産業を中心に不可欠な素材となっています。

使い方・例文

自動車のボディパネルや洗濯機の外装に使われる薄い鉄板は、冷間圧延によって製造されており、均一な厚みと滑らかな表面が塗装の品質を支えています。

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