シードルとは?
しーどる
シードルとは、リンゴを原料とした果実発酵酒で、ビールや日本酒のような醸造酒の一種であり、フランス・ブルターニュ地方やイギリスを中心に親しまれています。
シードル(cidre、英語ではcider)とは、リンゴの果汁を発酵させて造るアルコール飲料です。ブドウからワインが造られるように、リンゴ果汁に含まれる糖分が酵母によってアルコールと二酸化炭素に変換されます。アルコール度数は一般的に2〜8%程度で、ワインやビールよりやや低いものが多いです。
シードルの主な産地はフランスのブルターニュ・ノルマンディー地方とイギリス(特にサマセット・デボン地方)で、それぞれ独自の製法と品種が受け継がれています。フランスではガラスのカップ(ボル)に注いで飲む習慣があり、ガレット(そば粉のクレープ)との組み合わせが伝統的です。
種類としては次のような区分があります。
- ブリュット(辛口):糖分が少なく、すっきりした苦みのある風味
- ドゥー(甘口):残糖が多く、フルーティーで飲みやすい
- ドゥミ・セック(中辛):中間の甘さ
日本では近年クラフトシードルの生産が盛んになり、長野・青森・岩手など国産リンゴを用いた高品質なシードルが登場しています。リンゴ特有の爽やかな果実味と軽いアルコール感が特徴で、ビールや日本酒とは異なる新たな選択肢として注目されています。
使い方・例文
フランスのブルターニュ地方では、ガレット(そば粉のクレープ)にシードルを合わせるのが定番で、陶器の器から飲む独特のスタイルで提供されます。
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