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シロテンハナムグリとは?

しろてんはなむぐり

シロテンハナムグリとは、翅(はね)に白い斑点を持つ日本産のコガネムシ科の甲虫で、花の蜜や花粉を食べる花食性の昆虫です。

シロテンハナムグリ(学名:Protaetia brevitarsis)は、コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科に属する甲虫です。体長は約20〜30ミリメートルで、体色は光沢のある緑褐色〜茶褐色を基調とし、前翅(上翅)に多数の白い斑点が散らばっているのが最大特徴です。この白い点模様が「シロテン(白点)」という和名の由来になっています。

日本全国(北海道〜九州・沖縄)に広く分布し、韓国・中国・台湾など東アジアにも見られます。成虫は主に6〜9月ごろに活発に活動し、樹液や熟した果実の汁、花の蜜・花粉を好んで食べます。名前に「ハナムグリ」とあるように、花に頭を突っ込んで蜜を吸う様子がよく観察されます。

幼虫は腐植土や堆肥の中で育ち、有機物を分解する働きをします。そのため、コンポストや堆肥置き場で発見されることが多く、土壌改良に役立つ益虫としての側面も持ちます。一方で、幼虫が植物の根を食べることもあるため、農業上は害虫とみなされる場合もあります。

カブトムシやクワガタと同様、昆虫採集の対象として親しまれており、昆虫観察の入門種としても適しています。飼育は比較的容易で、腐葉土と朽ち木で幼虫を育てることができます。

使い方・例文

夏に庭の花壇でモモの花やバラの花に潜り込んでいる大きな甲虫を見かけたら、シロテンハナムグリかもしれません。白い斑点模様が目印で、コンポストの中に幼虫が潜んでいることもあります。

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