ショウジョウバカマとは?
しょうじょうばかま
ショウジョウバカマは日本の山地や湿地に自生する多年草で、春に濃いピンク〜紅紫色の花を咲かせる山野草です。
ショウジョウバカマ(猩々袴、学名:Heloniopsis orientalis)は、シュロソウ科(またはユリ科)に属する多年草で、日本の山野や湿地を代表する早春の花のひとつです。北海道から九州まで広く分布し、山地の湿った斜面や渓流沿い、雪解けが遅い場所などに群生します。
名前の由来は、濃いピンク〜紅紫色の花が中国の伝説上の生き物「猩々(しょうじょう)」の赤い顔に例えられ、葉が広がる姿が袴(はかま)に見立てられたことによります。
形態の特徴としては以下の点が挙げられます。
- 葉はロゼット状(放射状)に地面に広がり、常緑で光沢がある
- 花期は3〜5月頃で、15〜30cmほどの花茎を伸ばして先端に数輪の花を咲かせる
- 花色は濃いピンク〜淡紫色まで変化があり、咲き進むにつれて色が変わることもある
- 葉先に不定芽を形成して栄養繁殖する独特の性質を持つ
山野草として観賞価値が高く、庭園や鉢植えでも栽培されます。雪解け直後に咲き始める早春の花として登山者にも親しまれており、日本の山岳植物の代表格のひとつです。
使い方・例文
「残雪が残る山道の脇に小さな濃いピンクの花の集まりを見つけたら、それはショウジョウバカマかもしれません。早春の山を歩く際によく目にする山野草です。」
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