シュトレンとは?
しゅとれん
シュトレンとは、ドライフルーツやナッツを練り込んだドイツの伝統的なクリスマス菓子パンで、アドベントの時期に少しずつ切り分けて楽しみます。
シュトレン(Stollen)はドイツ語で「坑道」や「支柱」を意味し、白い粉砂糖をまとった外観がキリストを包んだ布に見えるとして、クリスマスを待つアドベント(待降節)の伝統菓子として親しまれています。ドレスデンのシュトレンが特に有名で、その歴史は15世紀頃にさかのぼるとされます。
シュトレンの製法と特徴は次の通りです。
- 小麦粉・バター・牛乳・イーストを使ったリッチな生地に、ラム酒やブランデーに漬けたレーズン・オレンジピール・レモンピール・アーモンドなどを練り込む
- 生地を楕円に成形して焼き上げた後、熱いうちにバターをたっぷり塗り、粉砂糖をまとわせる
- バターと砂糖がコーティングとなって保存性が高まり、数週間から1か月ほど日持ちする
アドベントは通常クリスマスの4週間前から始まり、シュトレンは毎週少しずつスライスして食べる習慣があります。時間が経つにつれてフルーツの風味がなじみ、味が深まるのが特徴です。
ドイツではスーパーマーケットから専門菓子店まで幅広く販売されており、近年は日本のパン屋やお菓子屋でも11〜12月の季節限定商品として登場するようになっています。バターと洋酒の芳醇な香りが漂うシュトレンは、クリスマスシーズンを告げる風物詩のひとつです。
使い方・例文
購入後すぐに食べるよりも1〜2週間置いてフルーツとスパイスの風味をなじませてから、薄くスライスしてコーヒーや紅茶と合わせるのが定番の楽しみ方です。
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