シャーマン(南北戦争)とは?
しゃーまん
ウィリアム・テカムセ・シャーマンはアメリカ南北戦争の北軍将軍で、「シャーマンの行進」と呼ばれる徹底的な焦土作戦で南軍の戦意を崩した人物です。
ウィリアム・テカムセ・シャーマン(1820〜1891年)はアメリカ南北戦争において北軍(連邦軍)の主要将軍の一人として活躍した軍人で、近代戦争における「総力戦」の先駆者として歴史に名を刻んでいます。
グラント将軍の総司令官昇格後、西部軍の指揮を引き継いだシャーマンは1864年にアトランタ攻略を成功させました。その後断行した「海へ向けての行進(March to the Sea)」は、ジョージア州を横断してサバンナまで約500キロメートルを進軍しながら、軍事施設・鉄道・農業基盤などを組織的に破壊するものでした。これは敵の軍事力だけでなく経済力・民間の戦意をも標的にした「近代的総力戦」の概念を体現しています。
この作戦は南部の住民に甚大な被害をもたらし、南軍の継戦能力を大幅に削ぎました。シャーマン自身は「戦争は地獄だ(War is hell)」という言葉を残しており、戦争の残酷さを直視した上で勝利のための手段として選択したとされています。南北戦争後は陸軍総司令官を務めました。
使い方・例文
シャーマンの「海への行進」は、近代戦争における焦土作戦や総力戦の概念を説明する際に頻繁に引用される歴史的事例です。
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