シオカラトンボとは?
しおからとんぼ
シオカラトンボとは、日本各地の水辺に広く生息する、オスが青白い体色を持つ身近なトンボの一種です。
シオカラトンボ(塩辛蜻蛉、学名:Orthetrum albistylum speciosum)は、トンボ目トンボ科に属するトンボで、日本全国の池・田んぼ・水路などの水辺に広く分布しています。夏の代表的な昆虫のひとつとして知られています。
名前の由来は、成熟したオスの胸部が青白い粉を吹いたような色になることで、その見た目が塩辛(しおから)に見えることからつけられたとされています。一方、メスと若いオスは黄褐色に黒い模様が入った体色で、「ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)」とも呼ばれます。同じ種でありながら雌雄で見た目が大きく異なる「性的二型」が顕著な例です。
体長は約5センチメートル前後で、日本のトンボの中では中型に分類されます。オスはなわばり意識が強く、水辺の突き出た枝や杭の先端に止まって縄張りを守る習性があります。飛来する他のオスや接近するものに対して追いかけることも多く見られます。
幼虫(ヤゴ)は水中で生活し、小型の水生昆虫などを捕食します。成虫は蚊やアブなどの小昆虫を空中で捕らえて食べます。夏の田んぼや公園の池で最もよく観察できるトンボのひとつです。
使い方・例文
夏休みに田んぼや池の近くで虫取り網を持って遊ぶとき、最初に捕まえるトンボとしてシオカラトンボはよく登場します。オスの青白い体色は子どもにも印象的です。
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