サーマルとは?
さーまる
サーマルとは、地表が太陽熱で温められることで生じる上昇気流のことで、グライダーやハンググライダーが動力なしに上昇飛行するために利用します。
サーマル(Thermal)は、地表面が日射によって不均一に加熱されることで生じる局所的な上昇気流(熱上昇気流)のことです。太陽光に温められた地表付近の空気が膨張して軽くなり、周囲より密度の低い気塊が浮力によって上方へ立ち上がることで発生します。
- 黒いアスファルトの駐車場・岩盤の多い山肌など、熱吸収率の高い地表
- 晴天で日射が強い日中(特に午前10時〜午後2時ごろ)
- 風が弱く大気が不安定な状態のとき
- 山の斜面や崖の縁で風が斜面に沿って上昇する「リッジリフト」とは異なるが、しばしば混同される
サーマルは航空スポーツにおいて極めて重要な気象現象です。グライダー・パラグライダー・ハンググライダーのパイロットはサーマルを見つけて旋回飛行(サーマリング)を行い、高度を稼いで長距離・長時間飛行を実現します。鷹やコンドルなどの大型猛禽類もサーマルを活用して悠々と滑空することで知られています。
気象学の文脈では、サーマルは積雲や積乱雲の発達を促す要因のひとつとしても重要視されます。
使い方・例文
「パラグライダーのパイロットは、山の尾根や岩場付近で発生するサーマルをうまく捕まえながら、エンジンなしで何時間も飛び続けることができます。」
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