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サージ堆積物とは?

さーじたいせきぶつ

火山の爆発的噴火に伴うサージ(火砕サージ)が堆積したもので、薄く広がった特徴的な地層のことです。

サージ堆積とは、火山噴火に伴って発生する高速の希薄な火砕流の一種「火砕サージ」が地表に堆積してできた地層です。

火砕サージは、火山ガス水蒸気・火山灰・岩片などが混合した乱流状の密度流で、地表をなめるように水平方向に広がる性質を持ちます。通常の火砕流よりも粒子密度が低く、速度が速いため、斜面の形状に左右されずに遠くまで到達することがあります。

サージ堆積物には以下のような特徴的な堆積構造が見られます。

  • 波状ラミナ(砂丘状・逆行砂丘状の斜交葉理)
  • 薄い葉理が交互に重なる細かい層構造
  • 粒子が細かく、分級が比較的良い
  • 弾道投射物(噴石)による衝撃凹構造

マグマと地下水や海水が接触することで起きる「水蒸気爆発(フレアトマグマ噴火)」の際に特に顕著に発達します。地質調査でサージ堆積物が確認されると、過去の火山活動の様式や規模を復元する重要な手がかりとなり、火山ハザード評価にも活用されます。

使い方・例文

地質学者が火山島の露頭を調査する際に、薄く連続した波状の地層を観察し、「これはサージ堆積物だ」と過去の爆発的噴火の証拠として記録するような場面で登場します。

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