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サンゴ礁白化とは?

さんごしょうはっか

サンゴ礁白化とは、海水温の上昇などのストレスによってサンゴが共生藻を失い、白くなって生命力を低下させる現象です。

サンゴ礁白化とは、サンゴが生きるために必要な共生藻類褐虫藻)を体外へ放出し、骨格の白い色が透けて見えるようになる現象です。サンゴは動物ですが、褐虫藻が光合成によって作り出す栄養に大きく依存して生きています。白化はそのパートナーシップが崩れたサインであり、放置されると数週間から数か月でサンゴは死滅します。

白化の主な原因は海水温の異常な上昇です。サンゴが生息する適温より数度高い水温が続くだけで白化が引き起こされます。地球温暖化の進行により、世界各地でこうした高水温イベントの頻度と規模が拡大しており、グレートバリアリーフや沖縄のサンゴ礁でも大規模な白化が繰り返し報告されています。水温以外にも、強い紫外線・水質悪化・低塩分なども白化を促す要因となります。

サンゴ礁は「海の熱帯雨林」とも呼ばれ、海洋生物の多様性を支える重要な生態系です。

  • 全海洋面積の1%未満でありながら、海洋生物の約25%が生息する
  • 沿岸地域の高波・侵食を防ぐ防波堤の役割を担う
  • 漁業・観光業など地域経済を支える基盤でもある

白化現象の頻発はこうした恵みを根底から脅かします。国際社会は気候変動の緩和とともに、水質管理や保護区の設定など局所的なストレス低減策を組み合わせてサンゴ礁保全に取り組んでいます。

使い方・例文

2016年と2017年に連続して起きたグレートバリアリーフの大規模白化は、気候変動とサンゴ礁白化の深刻な関係を世界に示した出来事として広く知られています。

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