サワービールとは?
さわーびーる
乳酸菌や野生酵母による発酵で意図的に酸味を加えたビールで、独特のすっぱさが特徴です。
サワービールとは、通常のビール醸造に加えて乳酸菌や野生酵母(ブレタノマイセス属など)を利用し、意図的に酸味を生じさせたビールの総称です。ベルギーやドイツを起源とする伝統的なスタイルが多く、近年はクラフトビールブームとともに世界的に再評価されています。
酸味を生み出す方法はいくつかあります。
- 自然発酵:ランビックのように麦汁を外気にさらし、空気中の野生酵母や乳酸菌を取り込む
- ケトルサワー:仕込み釜の段階で乳酸菌を添加して素早く酸味を付ける現代的手法
- ミックスファーメンテーション:複数の菌株を使い複雑な酸味を出す
代表的なスタイルにはベルギーのランビック・グーズ・クリーク、ドイツのベルリナーヴァイセやゴーゼなどがあります。ゴーゼはコリアンダーと塩を加えた独特の風味で、近年クラフトビール市場でも広く作られています。
酸味の強さや風味は醸造法・熟成期間・使用する果物(ラズベリー、チェリーなど)によって大きく異なり、ワインのような複雑さを持つものもあります。暑い季節に爽やかに飲めることから夏向けビールとして注目されており、ビール愛好家だけでなくワインやカクテル好きの層にも受け入れられています。
使い方・例文
クラフトビール専門店でゴーゼスタイルのサワービールを注文すると、レモンを思わせる酸味と塩気がさわやかで、食前酒として楽しむことができた。フルーツを加えたクリークはチェリーの甘酸っぱさが強く、ビール初心者にも飲みやすいと評判だ。
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