サファイアとは?
さふぁいあ
サファイアとは、コランダム(酸化アルミニウム)の宝石品質の結晶で、青色の透明感が特徴の高級宝石です。
サファイア(sapphire)は、鉱物コランダム(酸化アルミニウム:Al₂O₃)の中でも宝石品質のものを指します。一般的には青色のイメージが強いですが、赤色のものはルビーと呼ばれ別扱いとなっており、赤以外の色(青・黄・ピンク・オレンジ・緑・無色など)はすべてサファイアに分類されます。特に青色を帯びた品種が最も有名で、鉄とチタンの微量不純物が青色を生み出します。
サファイアの物理的特性として、モース硬度は9であり(ダイヤモンドが10)、ルビーと並んで非常に硬い宝石のひとつです。この高い硬度から、宝飾品だけでなく工業用の耐摩耗材や高級時計の風防ガラス(サファイアガラス)にも使われています。
産地と品質の関係も重要で、以下の点が特徴です。
- カシミール産(インド北西部)のコーンフラワーブルーは最高品質とされる
- ミャンマー・スリランカ・マダガスカル・オーストラリアなどが主要産地
- 「スター・サファイア」はカボションカットにすると星形の光条(シルク)が浮かび上がる
- 加熱処理によって色を改善したものも市場に多く流通する
宝石言葉は「誠実・慈愛・知恵」とされ、9月の誕生石です。イギリス王室でもサファイアは王家の宝飾品として長く用いられており、ダイアナ妃のサファイアの婚約指輪が特に有名です。
使い方・例文
高級腕時計のカタログには「サファイアクリスタル風防採用」と記載されていることがあり、これはサファイアと同じ成分の人工結晶を使った傷つきにくいガラスを意味しています。
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