サクラエビとは?
さくらえび
サクラエビとは、桜色の小さなエビで、世界でも駿河湾と台湾東部沿岸のごく限られた海域でのみ漁獲されます。
サクラエビ(桜海老)は、サクラエビ科に属する小型のエビです。体長は4センチ前後と小さく、半透明で薄いピンク色(桜色)をしていることが名前の由来です。生きているときは透明感がありますが、茹でると鮮やかな桜色になります。
世界的に見ても、まとまった漁業が成立する漁場は静岡県・駿河湾と台湾東部の沿岸のみとされており、極めて希少な水産資源です。駿河湾産のサクラエビは「由比港」を中心に水揚げされ、春漁(4〜6月)と秋漁(10〜12月)の2回、底引き網漁で漁獲されます。
サクラエビの主な利用形態は以下のとおりです。
- 生(釜揚げ):由比・蒲原地区の名物で、甘みと旨みが凝縮
- 乾燥(干しサクラエビ):旨みが増し、長期保存が可能
- かき揚げ・ご飯の具・パスタなどの料理素材
- カルシウムやキチンを丸ごと摂れる栄養豊富な食材
近年は漁獲量の変動が続いており、資源管理の観点から禁漁期間が設けられるなど、持続可能な漁業への取り組みが進んでいます。静岡県の食文化を象徴する特産品として、地域のブランド食材に位置づけられています。
使い方・例文
静岡・由比名物の「桜えびのかき揚げ」は、干しサクラエビをふんわり揚げたもので、ご当地グルメとして観光客にも人気です。
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