ゴンゴラとは?
ごんごら
ゴンゴラとは、中南米の熱帯雨林に自生するラン科の着生ランで、垂れ下がった花茎に独特の複雑な形の花を多数咲かせる属です。
ゴンゴラ(Gongora)は、ラン科に属する着生ランの一属で、メキシコから南アメリカのブラジルやペルーにかけての熱帯・亜熱帯地域に約70〜100種が分布します。木の幹や枝に根を張って生育する着生植物で、熱帯雨林の中層から上層部に多く見られます。
ゴンゴラ最大の特徴は、その花の形と咲き方にあります。
- 偽球茎の基部から長い花茎が垂れ下がり、10輪から多いものは30輪以上の花を一斉に咲かせる
- 花は複雑に湾曲した唇弁と柱頭を持ち、昆虫が潜り込むような独特の構造をしている
- 花色は黄・オレンジ・茶・クリーム色など暖色系が多く、斑点や縞模様が入る
- 花には独特の芳香を持つ種が多く、ミツバチ類が花粉を運ぶ送粉者となる
栽培では、垂れ下がる花茎を妨げないよう、バスケットや吊り鉢で育てるのが一般的です。高温多湿を好み、乾燥は苦手ですが、水はけの悪い環境も根腐れの原因になります。温室での栽培が基本となりますが、夏季は屋外でも育てられます。
その独特の花の構造は進化生物学や送粉生態学の研究対象としても興味深く、ランの多様な進化を示す好例として学術的にも注目されています。
使い方・例文
温室でゴンゴラを栽培する際は、花茎が自然に垂れ下がれるようコルク板や吊りバスケットに植え付けるのが一般的な方法です。
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