ゴンクール賞とは?
ごんくーるしょう
ゴンクール賞とは、フランス語で書かれた散文作品に贈られるフランス最高峰の文学賞で、毎年秋に発表される受賞作は大きな話題を呼びます。
ゴンクール賞(Prix Goncourt)は、フランスで最も権威ある文学賞のひとつであり、フランス語で書かれた散文作品(主に小説)を対象としています。19世紀の作家エドモン・ド・ゴンクールの遺言によって設立されたアカデミー・ゴンクールが主催し、1903年に第1回が授与されました。
賞の選考はアカデミー・ゴンクールの10名の会員によって行われます。会員は終身制であり、有名作家や批評家が務めます。毎年9月に長リスト、10月にショートリスト、11月初頭に受賞作が発表されるというスケジュールが慣例となっており、パリの老舗レストランで投票・発表が行われることでも知られています。
ゴンクール賞の賞金は象徴的な少額に過ぎませんが、受賞作は直後から販売部数が激増し、フランス語圏および世界各国での翻訳出版が相次ぐなど、商業的効果は絶大です。これを指して「フランス文学界の登竜門」と称されることもあります。
受賞作には、マルセル・プルーストの『花咲く乙女たちのかげに』(1919年)をはじめ、多数の現代文学の名作が名を連ねています。日本人作家では深沢七郎などの作品がフランス語訳でノミネートされた例もあります。
使い方・例文
毎年11月初旬にゴンクール賞の受賞作が発表されると、パリの書店ではその小説が平積みで山を作り、数週間で数十万部が売れることも珍しくありません。
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