ゴカイとは?
ごかい
ゴカイとは、砂泥底に生息する環形動物の一種で、釣りの餌として広く利用される細長い海洋生物です。
ゴカイ(沙蚕)は、環形動物門多毛綱に属する海洋生物で、干潟や浅海の砂泥底に多く生息しています。体は細長く多数の体節に分かれており、各体節の両側に「疣足(いぼあし)」と呼ばれる運動器官と剛毛を持ちます。体長は種によって数センチメートルから数十センチメートルにわたります。
ゴカイは砂泥の中にU字型やL字型の巣穴を掘って生活し、有機物の破片や微生物などを食べる腐食食者です。体が非常に柔軟で、素早く伸縮できるため捕食者からの逃避にも優れています。また、体の前端には顎(あご)があり、小型の餌を捉える肉食性の面も持ちます。
ゴカイは生態系においていくつかの重要な役割を果たしています。
- 干潟の砂泥を掘り返すことで底質を通気・循環させる
- 有機物の分解者として栄養循環に貢献する
- 魚類・甲殻類・水鳥などの重要な餌生物となる
人間との関わりでは、釣り餌として特に身近な存在です。スズキ・カレイ・ハゼなどを狙う際に最もよく使われる生き餌のひとつで、釣具店で「イソメ」と並んで販売されています。また、養殖業においても魚介類の生き餌として活用されています。
使い方・例文
堤防釣りやちょい投げ釣りでゴカイを針に付けて海底を狙うのは、カレイやハゼを釣る際の定番の方法です。
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