コウノトリ科とは?
こうのとりか
コウノトリ科とは、大型の水辺に暮らす鳥類の分類群で、コウノトリやコウノドリなど世界に約19種が属します。
コウノトリ科(Ciconiidae)は、鳥類の中で大型かつ長脚・長頸を特徴とするグループです。ペリカン目(または独立のコウノトリ目)に含まれ、アフリカ・アジア・ヨーロッパ・アメリカ大陸に広く分布しています。
コウノトリ科の鳥は一般に体長80センチメートルから150センチメートル程度の大型種が多く、翼を広げると2メートルを超えるものもいます。嘴は長くて頑丈で、魚・カエル・昆虫・小型哺乳類などを捕食します。多くの種は湿地・水田・川岸・草原など水辺に隣接した環境を好み、地表を歩きながら採食します。
代表的な種としては以下が挙げられます。
- コウノトリ(Ciconia boyciana):日本にも生息する特別天然記念物
- シュバシコウ(Ciconia ciconia):ヨーロッパで赤ちゃんを運ぶ鳥として親しまれる
- マラブーコウノトリ:アフリカに生息し翼長が最大級
- アジアオオコウノトリ:東南アジア固有の絶滅危惧種
日本のコウノトリは一度野生絶滅しましたが、兵庫県豊岡市などでの保護・繁殖・放鳥事業により個体数が回復しつつあります。コウノトリが生息できる湿地環境の保全は、生物多様性の指標としても重視されています。
使い方・例文
兵庫県豊岡市では、コウノトリ科のコウノトリを保護・繁殖させ野生に放鳥する取り組みが続けられており、現在では九州など各地でも目撃例が報告されています。
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