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コウノトリ属とは?

こうのとりぞく

コウノトリ属は、コウノトリを含む大型の渉禽類グループで、ヨーロッパ・アジア・アフリカに分布し、幸運を運ぶ鳥として伝説にも登場します。

コウノトリ属(学名:Ciconia)は、コウノトリ目コウノトリ科に属する属で、コウノトリ(Ciconia boyciana)をはじめ約9種が知られています。ヨーロッパアジアアフリカに広く分布する大型の水辺の鳥です。

体長は100〜115センチメートルほどで、白と黒のコントラストのある羽色と赤いくちばし・赤い脚を持つ日本産のコウノトリは特に大型の種です。くちばしを打ち合わせて音を出す「クラッタリング」による求愛行動が知られます。飛翔時には首を伸ばして飛ぶ点がサギ類と区別されます。

生態的には河川・湿地・田んぼなどの水辺に生息し、魚・カエル・ヘビ・昆虫などを食べます。高い木の上や電柱などに大きな巣を作り、毎年同じ巣を使う傾向があります。日本のコウノトリは20世紀中頃に野生絶滅しましたが、兵庫県豊岡市での保護繁殖プログラムが成功し、2005年以降に野生復帰が進んでいます。

ヨーロッパのシュバシコウ(Ciconia ciconia)は煙突や屋根の上に巣を作り人間と共存する習性から、古くから幸運の象徴とされています。「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」という西洋の伝承もこの鳥に由来します。

使い方・例文

兵庫県豊岡市では野生復帰したコウノトリが田んぼで採食する姿が見られ、コウノトリと共存する農業(コウノトリ育む農法)として無農薬栽培も広まっています。

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