コウテイペンギン属とは?
こうていぺんぎんぞく
コウテイペンギン属は、世界最大のペンギンであるコウテイペンギンと、2番目に大きいキングペンギンの2種を含む南半球の鳥類グループです。
コウテイペンギン属(学名:Aptenodytes)は、ペンギン目ペンギン科に属する属で、コウテイペンギン(Aptenodytes forsteri)とキングペンギン(Aptenodytes patagonicus)の2種のみからなります。
コウテイペンギンは現生する鳥類の中で最も大型のペンギンで、体高約120センチメートル、体重約40キログラムに達します。南極大陸の海岸部でのみ繁殖し、極寒の冬に陸上で繁殖する唯一のペンギンとして知られています。雄が卵を約65日間足の上に乗せ温めながら繁殖するという特異な生態を持ちます。一方のキングペンギンは体高約90〜100センチメートルと2番目に大きく、南緯45〜55度の亜南極域の島々で繁殖します。
両種とも頸部から胸部にかけて鮮やかな黄橙色の模様を持ち、潜水能力に優れています。コウテイペンギンは水深500メートル以上・20分以上の潜水記録を持ち、脊椎動物の中でも最高レベルの潜水能力を誇ります。主食はイカ・魚・オキアミです。
コウテイペンギンは気候変動による海氷の減少で繁殖地が失われるリスクが高まっており、今世紀末までに個体数が大幅に減少すると予測する研究があります。
使い方・例文
南極の記録映画などで、猛吹雪の中を雄ペンギンが群れをなして卵を温める光景は、コウテイペンギンの繁殖期を映したものとして広く知られています。
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