コウカンチョウ科とは?
こうかんちょうか
コウカンチョウ科とは、中南米に分布する鮮やかな羽色を持つ鳥類の分類群で、タナガーとも呼ばれます。
コウカンチョウ科(Thraupidae)は、スズメ目に属する鳥類の科のひとつで、主に中南米の熱帯・亜熱帯地域に分布しています。タナガー(Tanager)とも総称され、世界で最も種数が多い鳥類の科のひとつとして知られています。
この科の鳥の最大の特徴は、その羽色の多彩さにあります。真紅・コバルトブルー・黄緑・オレンジなど、熱帯雨林の植物と対照的な鮮やかな色彩を持つ種が多く、観賞用としても人気があります。体長は10〜30センチ程度のものが多く、種によって体型や嘴の形が異なります。
食性は主に果実食や種子食ですが、昆虫や花蜜を食べる種も多くあります。そのため熱帯雨林の生態系において、種子散布や花粉媒介者として重要な役割を担っています。
代表的な種には以下のようなものがあります。
- コウカンチョウ(Western Tanager)
- ショウジョウコウカンチョウ(Scarlet Tanager)
- ガラパゴスフィンチ類(ダーウィンフィンチとも)
- ダイヤモンドタナガー
分類学上は長らく再編成が続いており、現在では400種以上がこの科に含まれています。
使い方・例文
熱帯雨林のバードウォッチングツアーでは、コウカンチョウ科の鮮やかな赤や青の鳥が観察の目玉となっています。ガラパゴス諸島のダーウィンフィンチもこの科に属し、進化論の研究でよく取り上げられます。
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