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ゲイリー・ウィノグランドとは?

げいりー・うぃのぐらんど

ゲイリー・ウィノグランドとは、20世紀アメリカを代表するストリート写真家で、都市の日常を躍動的なスナップショットで記録したことで知られます。

ゲイリー・ウィノグランド(Garry Winogrand、1928〜1984年)は、ニューヨーク出身のアメリカ写真家です。1950年代から1960年代にかけて頭角を現し、ダイアン・アーバスやリー・フリードランダーとならぶ「新しいドキュメンタリー写真」の旗手として高く評価されました。

ウィノグランドの最大の特徴は、35mmカメラを手にニューヨークやロサンゼルスの街頭を歩き回り、出会った人々や出来事を直感的なタイミングで撮影するスタイルです。カメラを意図的に傾けてフレームに斜めの緊張感を持たせる手法や、広角レンズによる近距離撮影など、独自の視覚的文法でアメリカ社会の表情を切り取りました。

代表作には、空港・動物園・デモ行進などを収めた写真集『パブリック・リレーションズ』(1977年)や『ウィメン・アー・ビューティフル』などがあります。グッゲンハイム・フェローシップを複数回受賞し、1967年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)の伝説的な展覧会「新しい記録 The Photographer's Eye」に参加しました。

1984年に56歳で没した後、未現像のフィルムが2,500本以上残されていたことが判明し、その膨大な遺産の整理・発表が続きました。生前は「写真とは、写真が存在することによって何かがいかに見えるかを調べること」と述べ、写真行為そのものへの哲学的な問いを常に持ち続けました。現代のストリートフォトグラフィーに与えた影響は計り知れません。

使い方・例文

写真を学ぶ人が「ウィノグランドのように街を歩きながら瞬間を捉えたい」という文脈で名前が登場するほか、MoMAやサンフランシスコ近代美術館での大規模回顧展を機に、その名が広く語られるようになりました。

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